毛皮(ミンクやフォックス、ムートンなど)は非常にデリケートで、間違った方法で保管すると虫食いやカビ、革の硬化の原因になってしまいます。
大切な毛皮を長く美しい状態で保つための、自宅での正しい保管方法を「日常のお手入れ」から「長期保管」までのステップに分けてまとめました!
1. 保管前の基本お手入れ
着用した後の毛皮には、目に見えないホコリや湿気がついています。そのままクローゼットにしまうのはNGです。
ホコリを落とす: 軽く叩いてホコリを払います。毛並みに沿って、そして逆らうように優しくブラッシングするのも効果的です。
陰干しで湿気を飛ばす: 着用後はすぐにしまわず、風通しの良い日陰に数時間吊るして、体温や外気の湿気をしっかり飛ばします。(※直射日光は色褪せの原因になるので厳禁です)
2. クローゼットでの保管環境
毛皮にとって理想的な環境は「低温・乾燥・暗所」です。
◯ 使うべきアイテム
太めのハンガー: 毛皮の重みで型崩れしないよう、肩の部分に厚みがある木製やプラスチック製の太いハンガーに掛けます(針金ハンガーは絶対にNGです)。
不織布(ふしょくふ)のカバー: 通気性のないビニールカバーは湿気がこもり、カビや革の硬化を招きます。必ず通気性の良い不織布のカバーか、無地の綿シーツなどをふわっと掛けてホコリを防いでください。
植物性・無臭の防虫剤: 毛皮は虫の大好物です。防虫剤は必須ですが、化学反応で毛並みが変色するのを防ぐため、「衣類に直接触れない位置」に設置し、他の種類の防虫剤と混ぜないようにしてください。
✗ 避けるべきこと
ギューギューに詰め込まない: 隣の衣類と擦れると毛折れや毛抜けの原因になります。左右の衣類と拳1個分ほどのスペースを空け、毛が押しつぶされないようにゆったりと収納してください。
除湿剤の置きすぎに注意: 乾燥させすぎると、毛皮のベースである「なめし革」の水分まで奪われてしまい、革がパリパリに硬化して破れやすくなります。クローゼット用の除湿剤を置く場合は、毛皮の真下や近すぎる場所は避けましょう。
大切な毛皮のコートぜひ長く楽しんでください。
株式会社ジャポニカ
住所:神奈川県平塚市御殿3-15-9
電話番号:0463-35-8701
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